7月29日の祈祷会の内容です。

scenic view of lake in forest 祈祷会
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祈祷会   サムエル記下19:1~15「ダビデとアブサロムの戦いの後で」  2026.7.29

 ダビデ軍とアブサロム軍の戦いは終りました。ダビデ軍が勝利して、アブサロム軍が敗北したのです。アブサロムは将軍ヨアブに殺されてしまいました。ダビデとアブサロムの戦いは、イスラエルとユダの戦いでもありました。アブサロムは戦いの前に、軍の司令官をヨアブからアマサに変えたのです。その理由は分かりません。ダビデは、自分の軍を3つに分けて、ヨアブ、アブシャイ、イタイに指揮を任せました。ダビデは戦いに出て行く自分の軍に、「アブサロムを手荒に扱わないでくれ」と頼んでいました。エフライムの森で戦いが始まり、イスラエル軍はダビデ軍の負けてしまい、その日2万人を失ったのです。戦いに負けたアブサロムはラバに乗って逃走して行きます。道の途中で、ラバが樫の木のからまりあった枝の下を通ったので、頭の毛がその木にひっかかり、宙づりになってしまいました。それをダビデの家臣が見つけて、ヨアブに報告します。ヨアブはなぜ、アブサロムをすぐに殺さなかったのかと問うと、その家臣は王の言葉がありました。アブサロムを守れと、だから殺すことはできないと答えますと、ヨアブはアブサロムのところに行って、宙づりになっているアブサロムを槍で殺してしまいます。

 2人の使いが、ダビデに戦いの報告をします。使いの1人祭司ツァドクの子アヒマアツは、ダビデ軍の勝利を伝えるのです。ダビデが聞きたかったことは、自分の息子アブサロムの生死でした。アヒマアツは「分からない」と答えています。もう1人の使いであるクシュ人は、ダビデ軍の勝利とアブサロムの戦死を伝えました。すると、ダビデは身を震わせて、城門の上の部屋に上って泣いていくのです。「わたしの息子アブサロムよ、わたしの息子よ。わたしがお前に代って死ねばよかった。アブサロム。わたしの息子よ」と泣いているのです。(19:1)

・19:2~9、ヨアブ、ダビデを非難する。

 ダビデがアブサロムを悼んで泣いているという知らせがヨアブに届きました。その日、兵士たちはダビデ王が息子の思って悲しんでいることを知ったのです。ダビデ軍のすべての兵士たちにとって、その日の勝利は喪に変わってしまったのです。兵士たちは、戦場を脱走して来たことを恥じる兵士が偲び込むようにして、こっそりと町に入っていきました。ダビデは顔を覆い、「わたしの息子アブサロム。わたしの息子、わたしの息子よ」と、大声で叫んでいました。

 ヨアブはダビデ王のもとに行き、「王は今日、王の命、王子、王女たちの命、王妃、側女たちの命を救ったあなたの家臣全員の顔を恥にさらされました。あなたを憎む者を愛し、あなたを愛する者を憎まれるのですか。わたしは今日、将軍も兵士たちもあなたによっては無に等しいと知らされました。この日、アブサロムが生きていて、我々全員が死んでいたら、あなたの目に正しいと映ったのでしょう。とにかく、あなたは立って外に出て、家臣の心に語りかけてください。出て来なければ、今夜あなたと共に過ごす者は1人もいないでしょう。それはあなたにとって大きな災いになるでしょう」と批判するのです。考えてみれば、ヨアブの働きがあって、ダビデは王として立ち続けることができたのだと思います。

 ダビデは立ち上がり、城門の席に着きます。兵士たちは皆、ダビデ王が城門の席に着いたと聞いて、王の前に集まるのです。

・19:10~15、エルサレムへの帰還

 イスラエル軍はそれぞれに自分の天幕に逃げ帰って行きました。イスラエルの人々の間に議論が起こるのです。「ダビデ王は敵の手から我々を救い出し、ペリシテの手からも助け出してくださった。だが今は、アブサロムのために国外に逃げておられる。我々が油を注いだアブサロムは戦いで死んでしまった。それなのに、なぜあなたたちは黙っているばかりで、王を連れ戻そうとしないのか」ということです。イスラエル軍とダビデ軍の激しい戦いがありました。戦いの結果はついて、すぐに敵であったダビデをエルサレムに連れ戻そうというのです。展開が早いなあと感じます。

 イスラエルのすべての人々の声がダビデ王の家にまで届きます。ダビデは祭司ツァドクとアビアタルのもとに人を遣わし、「ユダの長老たちに、あなたたちは王を王宮に連れ戻すのに遅れをとるのか。イスラエルの人々がわたしをエルサレムに連れ戻そうとしている」と伝え、更に「アマサに対しては、ヨアブに代えてこれから先ずっと、お前をわが軍の司令官に任じる」と伝えています。

 ダビデはユダのすべての人々の心を動かして1人の心のようにします。ユダの人々はダビデ王に使者を送り、「家臣全員と共に帰還してください」といいました。

 ダビデ軍とアブサロム軍の戦いの後、いろいろな展開が起ります。アブサロム軍は2万人の死者を出したのに、アブサロムが死んだといっても、すぐにダビデに王として、エルサレムに戻ってもらおうということができたのでしょうか。それを知ったダビデが、ユダの人々に、イスラエルの人々よりも先に、自分がエルサレムに帰還できるように行動してくれと願っています。更に、ダビデは、厳しい言葉でダビデを助けてくれたヨアブをないがしろにして、敵の将軍であってアマサを自分の軍の司令官に任命しています。ヨアブはもちろん黙っていないのでしょう。20章で、アマサはヨアブに殺されています。混乱に混乱が続いています。それでも人々の歩みは続いて行きます。ダビデは、これからどのような歩みをしていくのでしょうか。神の導きを見ていきたいと思います。

祈り 神よ、聖書の学びと祈りの時を与えてくださり、ありがとうございました。ダビデとアブサロムの戦いの後を見てきました。戦いの悲惨さと共に、多くの人の混乱を見ています。混乱の中を人々の歩みは続いていきます。この中に神が働いていることを信じています。神は人間の歩みと共に歩んでいてくださいます。感謝です。この感謝をイエス様のお名前によって祈ります。アーメン。

皆様の祈り「                                 」アーメン。

共に祈ってくださり、ありがとうございました。(横山厚志)

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