4月28日の祈祷会の内容です。

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祈祷会     サムエル記下12:16~31「ソロモンの誕生」   2026.4.28

 ダビデは、ユダとイスラエルの王となりました。エルサレムをイスラエルの中心的な町とし、王宮を建てて住み、神の箱も設置しました。イスラエルの王として成熟期の中にありました。その時に、ダビデは大きな罪を犯したのです。それは、自分の家来ウリヤの妻と関係を結び、子を宿してしまったことです。ダビデは自分の罪を消すために、ウリヤを戦場から戻し、家に帰って妻と過ごすことによって、できた子をウリヤの子をしようとしました。しかし、エルサレムに戻ったウリヤは家には帰らず、エルサレムに留まりました。その理由は、兵士として仲間が戦場で命をかけて戦っている時に、自分だけ家に帰って妻と過ごすことはできないという理由からでした。ダビデの作戦は失敗し、次にしたことは、ウリヤを戦場に戻します。その時に書状を持たせて、将軍ヨアブに渡すようにいいます。その書状の内容は、ウリヤを戦場の最前線に出し、戦死させよというものでした。ヨアブはダビデの書状の内容を実行したのです。ウリヤは戦場で戦死してしまいました。夫の死を知った妻は悲しみました。喪が明けた時に、ダビデはウリヤの妻を自分の妻とし、王宮に招くのです。このことは神の御心に適いませんでした。

 12章の前半では、預言者ナタンがダビデのもとに遣わされます。ナタンはダビデが行った罪を明らかにし、神はダビデのすべての罪を知っていると告げました。預言者ナタンを通して語られた自分の罪の指摘に対して、ダビデは素直に「わたしは主に罪を犯した」と告白しています。ダビデの告白に、神は預言者ナタンを通して、「その主はあなたの罪を取り除かれる。あなたは死の罰を免れる。しかし、このようなことをして主を甚だしく軽んじたのだから、生まれてくるあなたの子は必ず死ぬ」と告げます。主はウリヤの妻が産んだダビデの子を打たれ、その子は弱っていくのです。

 そして、今日の聖書の箇所です。ダビデはその子のために、神に願い求め、断食します。ダビデは引きこもり、地面に横たわり、夜を過ごします。王家の長老たちが、その傍らに立って、ダビデを地面から起き上がらせようとしたが、ダビデはそれを望まず、食事もとろうとしませんでした。7日目に、その子は死んだのです。家臣たちは、その子が死んだことをダビデに告げることを恐れました。「お子様がまだ生きている時ですら、何を申し上げても、私たちの声に耳を傾けてくださらなかった。どうして亡くなられたことをお伝えできよう。何かよくないことをなさりはしまいか」と話し合っていました。ダビデは家臣たちがささやき合っているのを見て、子が死んだことを悟り、「あの子は死んだのか」と聞くと、家臣たちは「死にました」と答えます。

 ダビデは地面から起き上がり、身を洗って香油を塗り、衣を替え、主の家に行って礼拝します。王宮に戻ると、食事を用意させ、食事をします。家臣たちはダビデの行動を不思議に思って「どうして、このようにふるまわれるのですか。お子様の生きておられる時には断食してお泣きになり、お子様が亡くなられると起き上がって食事をなさいます」と聞くのです。ダビデは「子が生きている間は、主がわたしを憐れみ、子を生かしてくださるかもしれないと思ったからこそ、断食して泣いたのだ。だが死んでしまった。断食したところで何になろう。あの子を呼び寄せようか。わたしはいずれあの子のところに行く。しかし、あの子がわたしのもとに帰って来ることはない」と答えます。

 ダビデには、すべてのことが神にかかっていると信じていました。自分の罪を指摘された時も、神に素直に罪を認めて告白することができたのです。自分の罪の赦しを聞いても、自分の子の死を予告されたことを受け止めつつも、神は憐れみのある方だと信じて、自分の子が死なないようにと神に祈り願っているのです。しかし、ダビデの祈りは聞かれず、その子は死んでしまいました。その子の死を現実のこととして受け止め、次に前を向いているのです。ダビデは妻バト・シェバを慰め、彼女のところに行って床を共にします。バト・シェバは男の子を産み、ダビデはその子をソロモンと名付けました。主はその子を愛され、預言者ナタンを通して、そのことが示されたので、主のゆえにその子をエディドヤ(主に愛された者)と名付けたのです。前にダビデ契約の話がありました。それは、ダビデがどのような罪を犯しても、神の祝福は変わることがないということでした。ダビデ契約はダビデから、そしてソロモンへとつながっていきます。

 ヨアブはアンモン人の町ラバと戦い、陥れます。ヨアブはダビデに「わたしはラバと戦い、水の町を陥れました。直ちに残りの兵を集結させ、この町に対して陣を敷き、陥れてください。わたしがこの町を落としれると、この町はわたしの名で呼ばわれてしまいます」と告げます。ダビデは兵士全員を集結させ、ラバに出撃して戦い、陥れました。ダビデはその王の冠を王の頭から奪い取りました。冠は金で作られ宝石で飾られていました。これをダビデの頭に飾ることになりました。ダビデがこの町から奪い取った戦利品はおびただしかったということです。アンモン人を引き出し、のこぎり、鉄のつるはし、鉄の斧を持たせて働かせ、れんが作りをさせるのです。そして、ダビデと兵士は皆、エルサレムに凱旋しました。

 ダビデは自分の罪のために、王としての役目をすることができませんでした。しかし、ヨアブが気を使って、アンモン人との戦いの中で、ダビデを呼んで、戦いに参加させて、勝利し、エルサレムに凱旋することができるようにしたのです。この後、ダビデが罪を犯した時に、預言者ナタンが告げたことが次々に起って来ます。家族間の問題が起って、ダビデは非常に苦しむことになっていきます。ダビデが犯した罪、そして神の赦しが告げられました。この神の赦しの内容について考える必要があります。最初の子は死に、次の子が生まれて、その子が後継者となっていくことです。

祈り 神よ、聖書の学びと祈りの時を与えてくださり、ありがとうございました。ダビデが犯した罪と、その後について見てきました。神はダビデの罪を赦すといいながら、最初の子は死ななければなりませんでした。また、次々に家庭の問題が起っていき、ダビデは苦しむことになっていきます。次の子ソロモンが生まれます。ダビデ契約をソロモンが受けることになっていきます。神の導きを知ることができますように導いてください。この願いを、イエス様のお名前によって祈ります。アーメン。

皆様の祈り「                            」アーメン。

共に祈ってくださり、ありがとうございました。(横山厚志)

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