12月15日の祈祷会の内容です。

祈祷会

祈祷会      民数記2章「イスラエルの全軍の配置について」    2021.12.15

 イスラエルの人々が、エジプトの国を出てから、次の年の第2月1日、シナイの荒れ野で、神はモーセに「イスラエルの人々の共同体全体の人口調査をしなさい」と命じました。それは、20歳以上の男子で、兵役に立つことのできる者でした。12部族が、それぞれ登録をしてきました。その中で、レビ人だけは、祭司の役割を担うことになっているので外されています。それが、民数記の1章の内容でした。

 今日は、民数記2章の内容ですが、ここではイスラエルの全軍の具体的な配置が指示されています。幕屋を囲むように、配置されていきます。東西南北に配置がなされています。

・レビ記2:1~9、東側の配置

 ここには、ナフションをリーダーに、ユダ族74600人、ネタンエルをリーダーに、イサカル族54400人、エリアブをリーダーに、ゼブリン族57400人が配置されています。合計186400人になります。

・レビ記2:10~17、南側の配置

 ここには、エリツルをリーダーに、ルベン族46500人、シェルミエルをリーダーに、シメオン族59300人、エルヤサフをリーダーに、ガド族45650人、合計151450人になります。

・レビ記2:18~24、西側の配置

 ここには、エリシャマをリーダーに、エフライム族40500人、ガムリエルをリーダーに、マナセ族32200人、アビダンをリーダーに、ベニヤミン族35400人、合計108100人になります。

・レビ記2:25~31、北側の配置

 ここには、アヒエゼルをリーダーに、ダン族62700人、パグイエルをリーダーに、アシュル族41500人、アヒラをリーダーに、ナフタリ族53400人、合計157600人になります。

 合計603550人となり、配置が完成しました。イスラエルの人々は、すべて主がモーセに命じたとおりに行い、それぞれの旗の下に宿営し、氏族ごとに家系に従って行進しました。レビ人は、幕屋の近くに配置され、その周りを各部族が配置される形になりました。行進の順番も決まっていて、東側、南側、西側、北側の順になります。

 イスラエルの人々は、シナイの荒れ野を出て、約束の地まで、移動しながら行進を続けることになっていきます。男子だけで60万人であり、女性や子ども、家畜を加えると相当な数の移動であったと想像できます。この荒れ野の旅の中で、いつも中心は幕屋になっています。これは、神はイスラエルの人々と共にあることが分かります。イスラエルの人々にとって、神を信じ従っていくことは、このように具体的な日々の生活の中にあったのです。

 私たちの信仰生活も同じです。日曜日には教会での礼拝を守り、水曜日には、教会での祈祷会に参加していきます。私たちの日常的な生活はそれぞれあります。神との具体的な関わり、信仰生活、教会生活、そのような歩みの中で、神を中心とした生活がなされていき、神からのみ言葉が与えられ、そして、私たち1人1人の祈りが、神へ届けられ、神との豊かな交わりの中に、生活が整えられているのです。この基本的な信仰の生活を送る中で、よりよい生活を送ることができるのです。

祈り 神よ。祈る時を与えてくださり、ありがとうございます。イスラエルの人々の歩みの中心には、いつも幕屋がありました。それは、あなたがいつも中にいて、イスラエルの人々の生活の中心になっていることを見ることができます。神と共にある生活、私たちも、あなたを中心とする生活を喜んですることができるように導いてください。教会の礼拝と祈祷会の歩みを大切にすることができるように、守り導いてください。これらの願いを、イエス様のお名前によって、祈ります。アーメン。

皆様の祈り「                                  」アーメン。

共に祈ってくださり、ありがとうございます。(横山厚志)

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