1月5日の祈祷会の内容です。

祈祷会

祈祷会      民数記4:1~28「アロンとその子らの働き」    2022.1.5

 2022年最初の祈祷会です。今年も祈祷会を通して、祈りを豊かにしていきたいと願っています。旧約聖書の民数記を読んでいます。イスラエルの人々が、エジプトを出てから約束の地に行くまでの40年間の歩みが書かれてあります。20歳以上の男子だけで約60万人が荒れ野を移動していきます。すべてを数えると100万~200万の人々と家畜が移動していくのです。大変な移動だと想像します。その移動の時の具体的な内容が書かれてあります。

民数記の1章では、イスラエルの12部族の20歳以上の男子の数が数えられています。兵士になる数です。民数記の2章では、幕屋を中心に12部族の配置が書かれてあります。東西南北に各3部族、配置されています。民数記の3章では、幕屋を中心に、12部族の配置の中に、レビ人が配置されています。レビの子らのゲルションの氏族、ケハトの氏族、メラリの氏族、アロンとその子らです。ここでは、生後1ケ月以上の男子の数が数えられています。また、各氏族にその役割も書かれてあります。

今日は民数記の4章ですが、長いので、半分に分けてみていきます。今日は4章の前半です。

・民数記4:1~20、ケハトの氏族とその務め

まずケハトの子らの人口調査が行われます。それは、幕屋の作業に従事できる30歳以上50歳以下の男子ということになります。ケハトの子らの仕事は、幕屋と神聖なものにかかわるものです。

(民数記4:5~15、アロンとその子らの宿営の移動に当たって仕事の内容)

・至聖所の垂れ幕をはずし、それで掟の箱を覆い、その上にじゅごんの皮の覆いを掛け、その上から青い一枚布を広げ、担ぎ棒を差し入れます。

・供え物の机の上に、青い布を広げ、そこに皿、柄杓、水差し、ぶどう酒をささげものに用いる小瓶、日毎のパンを置き、これらに緋色の布を掛け、それをじゅごんの皮の覆いでおおい、担ぎ棒を差し入れます。

・燭台、ともし火皿、芯切鋏、火皿とそれに用いられるすべての油の器を覆い、じゅごんの皮の覆いの中に入れ、担ぎ台に載せる。

・金の祭壇に青い布を掛け、じゅごんの皮で覆い、担ぎ棒を差し入れます。

・聖所で務めに用いるすべての祭具を取り、青い布を掛け、じゅごんの皮で覆い、担ぎ台に載せる。

・灰をかき出した後、祭壇に紫の布を広げ、その上に祭壇で用いるすべての祭具、火皿、肉刺し、十能、鉢などのすべての祭壇用祭具を載せて、その上にじゅごんの皮の覆いを掛け、担ぎ棒を差し入れます。

 アロンとその子らが、宿営の移動に当たって、聖所とそのずべての聖なる祭具を覆い終ってから、ケハトの子らが来て、運搬に取りかかります。(ケハトの子らが、聖なるものに触れて死を招くことがあってはならないのです。)この宿営の移動に当たっての幕屋のことに関しての責任は、すべてアロンとその子らにあります。アロンとその子らの指示によって、レビ人が行う運搬や作業が行われていくのです。

・民数記4:21~28、ゲルションと氏族とその務め

 ここでも、幕屋の務めに就き、作業に従事できる30歳以上50歳以下の男子の数を数えます。彼らが作業し、荷物を運ぶ仕事の内容は、幕屋の幕、幕屋と覆い、その上に掛けるじゅごんの覆い、幕屋の入り口の幕、庭の周りの幕、幕屋と祭壇の周りの庭の入り口の幕、綱、そのために用いられるすべての用具を運搬し、それの伴うすべての作業をします。

 イスラエルの人々が荒れ野の旅の時に、宿営の移動に当たって、幕屋の移動に関して設置と解体の責任をレビ人が負うわけですが、幕屋の大切な聖所の中にある大切な物はすべてアロンとその子らが、じゅごんの皮で覆い、担ぎ棒の刺し入れまでやります。聖所とそのすべての祭具を覆い終ってから、ケハトの氏族が、その運搬に取りかかります。その次に、ゲルションの氏族が、幕とその覆いを運搬することになります。このように神は、荒れ野の旅についての細かい指示を、モーセを通してイスラエルの人々に指示しています。

 私たちの教会の歩みも、長老会を中心に行われています。教会の2022年の歩みも神の守りの中で進んでいきます。特に教会堂増改築の工事の完成のために祈っていきましょう。

祈り 神よ。2021年の歩みを守り導いてくださり、感謝します。2022年の歩みもスタートしました。特に教会堂の工事が安全に行われ、完成できますように祈ります。この祈りを、イエス様のお名前によって祈ります。アーメン。

皆様の祈り「                             」アーメン。

共に祈ってくださり、ありがとうございました。(横山厚志)

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