11月20日の祈祷会の内容です。

祈祷会

祈祷会      申命記1:26~46「背負ってくださる神」    2022.11.23

 申命記は、イスラエルの人々がモーセに導かれて、エジプトを出てから、40年の荒れ野の旅を経て、約束の地カナンを目の前にするヨルダン川の東側モアブの平原までやって来ました。そこで、神はモーセを通して、これから約束の地に入るイスラエルの人々に、神の民として生きることの意味を語っている内容です。神はアブラハム、イサク、ヤコブ、そして彼らとその子孫に与えると誓った土地を取りなさいと再び、命じます。モーセは、イスラエルの人々を導いて来たのですが、あまりにも多くの人々を導くために、自分以外の役職者を選ぶように、12部族の人々に訴えています。そして、千人隊長、百人隊長、50人隊長、10人隊長が選ばれて行きます。そして、彼らがイスラエルの人々の日常的な諸問題を裁くことになっていきました。

 それから、モーセは40年前の出来事を振り返っています。イスラエルの人々がエジプトを出て、まもなく約束の地を目の前にするガデシュ・バルネアまで、やって来ました。神は、モーセを通して、イスラエルの人々に、すぐに約束の地に入るようにいいます。しかし、イスラエルの人々は、待ってください。事前に、約束の地を偵察したいといいました。その申し出は、名案だと思われたので許可され、各部族から12名が選ばれて、約束の地を偵察に行きました。帰って来るとその土地の果実を取って来て、持ち帰り、「神が与えてくださる土地は良い土地です」と報告したのです。そして、これからが今日の聖書の内容になります。

・1:26~28、人々の不平

 イスラエルの人々は上って行こうとせず、神の命令に逆らって不平をいい合うのでした。「神は我々を憎んで、エジプトから導き出し、異邦人の手に渡し、我々を滅ぼそうとしているのだ。どうして、そのような所に行けなければならないのだ。そこの住民は強くて背も高く、町々は大きく、城壁は天にも届くほど高い、私たちは戦えば必ず敗北する。だから、入るべきではない」というのです。

・1:29~33、モーセの励まし

 モーセはイスラエルの人々にいいます。「うろたえてはならない。恐れてはならない。あなたたちに先立って進まれる神、主御自身が、エジプトで、あなたたちの目の前でなさったと同じように、あなたたちのために戦われる。また、この荒れ野の旅の間中も、神は父がその子を背負うように、あなたたちを背負ってくださるのを見た」と。このようにいっても、人々は信じませんでした。

・1:34~46、主の怒りと民の不服従

 主は、イスラエルの人々の声を聞いて、憤り、「この人々は、すべて約束の地に入ることはできない。しかし、その子孫が入ることになる」と、誓っていわれました。モーセは、あなたたちのゆえに、主は私に対しても激しく憤って、「あなたも約束の地に入ることはできない」といわれたとなっています。しかし、それは正しくありません。

民数記20:9~12

モーセは、命じられたとおり、主の御前から杖を取った。そして、モーセとアロンは会衆を岩の前に集めて言った。「反逆する者らよ、聞け。この岩からあなたたちのために水を出さねばならないのか。」モーセが手を上げ、その杖で岩を二度打つと、水がほとばしり出たので、共同体も家畜も飲んだ。主はモーセとアロンに向かって言われた。「あなたたちはわたしを信じることをせず、イスラエルの人々の前に、わたしの聖なることを示さなかった。それゆえ、あなたたちはこの会衆を、わたしが彼らに与える土地に導き入れることはできない。」

 ここでは、モーセがイスラエルの人々の不平に対して、嫌になって、仕方がなくしようとしたことがきっかけになっています。はっきりといえば、モーセ自身の罪ということになります。次に、主は人々に「あなたたちは向きを変えて、葦の海の、海の道を通って荒れ野に向けて出発しなさい」といいます。しかし、人々は「我々は主に対して罪を犯しました。我々は攻め上って、主が命じられたように戦います」といって、めいめい武器を持って、安易に考えて山地に上って行こうとされました。主はモーセを通して、イスラエルの人々に「攻め上って戦ってはならない。わたしはあなたたちと共にいない。敵に打ち破られてならない」といいましたが、人々は耳を貸さず、主の命令に背き、傲慢にも山地に上って行きました。敵は人々を迎え撃ち、打ち破られてしまいました。人々は戻って来て、主の前で泣きましたが、主はあなたたちの声に耳を傾けず、聞こうとされませんでした。そして、荒れ野の40年が始まったということをモーセは人々に伝えています。

 イスラエルの人々は、神に選ばれて特別な民となりました。選ばれた理由は、多くの罪を犯す民だったからだと私は思います。そこに神の救いの業が現れるからです。エジプトを出たから、ここまでの道のりを振り返ると多くの罪がありました。それでも、神はイスラエルの人々と共にいました。主は父が子を背負うように、あなたを背負ってくださるのを見たとモーセはいっています。そのような神なのです。私たちはそのような神を信じているのです。

祈り 神よ。祈りと聖書の学びをすることができましたことを心から感謝します。イスラエルの人々が犯す多くの罪、そして、その人々を神はどのように導きくかを見てきました。あなたは背負ってくださるお方です。その神を信頼して歩むことができるように、導いてください。この願いを、イエス様のお名前によって、祈ります。アーメン。

皆様の祈り「                           」アーメン。

共に祈ってくださり、ありがとうございます。(横山厚志)

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